行政書士試験について

行政書士試験の期間別勉強スケジュール表【残り1・3・6・9カ月】

この記事を書いた人

長島 雄太

NAGASHIMA行政書士事務所

行政書士ブロガー兼ウェブマーケター。ナガシマガジン運営者。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。更にその後、5カ月の勉強期間で行政書士試験に一発合格し、行政書士事務所を開業。

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あなたは旅行に行くときにスケジュールを立てずに旅行に行きますか?

 

行政書士試験を勉強するうえで、スケジュールというのは想像以上に大事です。

 

これは旅行に行った時に置き換えてみると、どれだけ大事かを実感できます。

 

全く何のスケジュールも立てずに旅行に行くのと、事前にスケジュールをしっかり立てて「どこに行くのか?」「何を食べるのか?」を決めるのとでは、圧倒的に後者の方が充実した旅行になるのは明白です。

 

しかし、これが勉強となると事前にスケジュールを立てずに何となく勉強してしまう人が多いです。

 

そして、結果的に「どの時期に何をすればいいのか」がわからなくなった、勉強が手につかなくなるということも珍しくありません。

 

そこで、この記事では行政書士試験の残りの期間別のスケジュール表の一般的な例を紹介するので、行政書士試験の合格に向けた自分なりのスケジュールを作成する上で参考にしてみてください。

行政書士試験の出題科目と配点から各科目の重要度を理解する

行政書士試験の配点と得点目標から考えた効率的な勉強スケジュール表

 

どこかに旅行に行くときに一番初めにすることは「旅行先に何があるのか?」を知ることだと思います。

 

旅行先にどんな観光スポットがあるのかや、どんな食べ物があるのかが分からなければ、そもそもスケジュールが立てられないですからね。

 

行政書士試験の勉強においても旅行と同じで、スケジュールを考える前にどんな科目が出題されるのかや、どの科目が重要なのかを事前に知る必要があります。

 

行政書士試験の出題科目と配点

出題形式 問題数 出題形式別配点 科目別配点 割合
基礎法学 択一式 2問 8点 8点 3%
憲法 択一式 5問 20点 28点 9%
多肢選択式 4問 8点
民法 択一式 9問 36点 76点 25%
記述式 2問 40点
行政法 択一式 19問 76点 112点 37%
多肢選択式 8問 16点
記述式 1問 20点
商法 択一式 5問 20点 20点 7%
一般知識 択一式 14問 56点 56点 19%
合計 60問 300点 300点 100%

 

上記の表を見てもらうと分かりますが、行政書士試験で最も重要なのは行政法と民法で、この2科目だけで全体の6割の点数を占めています。

 

つまり、行政書士試験の勉強をする上で、特に行政法と民法に重点を置いた勉強スケジュールを作成していく必要があります。

 

要注意科目は一般知識科目

行政書士試験の勉強において要注意なのが一般知識です。

 

行政書士試験における一般知識の配点の割合は行政法や民法ほどは高くないですが、一般知識科目においては足切り点が設けられているからです。

 

行政書士試験の合格点は180点以上/300点満点ですが、一般知識科目において14問中6問以上正解しなければ、仮に合格基準点の180点を超えていたとしても不合格となってしまいます。

 

しかも、試験範囲は政治・経済・社会・時事問題・情報通信・個人情報保護法と広く、試験対策が難しいく、勉強時間に比例して得点力が伸びる科目ではありません。

 

だから、勉強しなさ過ぎるのもよくないですが、勉強しすぎるのもよくないというバランスが難しい科目です。

 

行政書士試験の科目別の重要度から考えたそれぞれの勉強時間の割合

 

上記では行政書士試験の科目別の配点、重要度を解説してきましたが、ここからはそれらの情報をもとに効率的なスケジュール表を作成する上での、それそれの試験科目に割く時間の割合について紹介していきます。

 

まず、行政書士試験において科目別の配点からも分かるように、民法・行政法の得点の割合が最も大きいことが分かります。

 

なので、行政書士試験の大部分を民法と行政法に使った方が効率的に行政書士試験で得点できます。

 

そして、次に重要なのが足切り点が設けられている一般知識科目です。

 

一般知識科目の試験範囲が広く対策が難しいので、一般知識科目の中でも特に対策しやすい情報通信・個人情報保護法・文章理解の部分に焦点を絞って勉強し、最低6問以上は正解できる力を身につけるのが得策だと思います。

 

これらの内容ベースとして行政書士試験の勉強に割く時間の割合は以下のように配分するといいでしょう。

 

  • 全体像把握基礎知識・・・10%
  • 民法・・・総勉強時間の20%
  • 行政法・・・総勉強時間の40%
  • 一般知識・・・総勉強時間の10%
  • その他(基礎法学・憲法・商法)・・・10%
  • 総まとめ・・・10%

 

そして、上記の割合を踏まえた上で、それぞれの期間に応じた行政書士試験の勉強スケジュール表を紹介していきます。

 

ポイント

スケジュール表はあくまでも目安なので、適度に各科目の復習などを追加してください。

行政書士試験の期間別の勉強スケジュール表(1カ月・3カ月・6カ月・9カ月)

 

行政書士試験の勉強スケジュール表:1カ月(10月から勉強スタート)

勉強内容
3日間 全体像把握・基礎知識
27日間 民法・行政法

勉強期間が1カ月しかない場合には、正直いって合格するのはかなり難しいです。

 

でも、確保できる勉強時間によっては不可能ではないので、勉強の仕方次第では合格できなくもないと思います。

 

勉強期間が1カ月しかない場合には、初めの2~3日で行政書士試験で学ぶ法律の全体像を勉強し、その後は基本的に民法と行政法以外は捨てて、民法と行政法だけの勉強に集中した方が良いと思います。

 

行政書士試験の勉強スケジュール表:3カ月(8月から勉強スタート)

勉強内容
8月 全体像把握・基礎知識・民法・行政法
9月 民法・行政法
10月 憲法・一般知識・総まとめ

 

行政書士試験まで3カ月ある場合には、まず最初の1~2週間程度を使って行政書士試験の全体像の把握と法律の基礎知識を身につけます。

 

その後、1.5カ月ぐらいを使って、とにかく民法と行政法の勉強をし、民法と行政法で7~8割正解できるレベルまで持っていきます。

 

だいたい7~8割程度まで正解できるレベルになったら、残り半月は一般知識科目と憲法の勉強をします。

 

特に一般知識科目に関しては足切り点があるので、足切りを突破できるように文章理解・情報通信・個人情報保護法に絞って勉強することをおすすめします。

 

勉強期間が3カ月しかない場合には基礎法学と商法を捨ててしまって良いと思います。

 

行政書士試験の勉強スケジュール表:6カ月(5月から勉強スタート)

勉強内容
5月 全体像把握・基礎知識・民法・行政法
6月 民法・行政法
7月 民法・行政法
8月 基礎法学・憲法・商法・民法と行政法の復習
9月 一般知識・総まとめ・民法と行政法の復習
10月 総まとめ

 

行政書士試験までの期間が6カ月ある場合に最初の3カ月で全体像の把握と基礎知識、民法・行政法を徹底的に勉強していきます。

 

また、7月頃から行政書士試験の模試も実施されるので、模試を受けながら民法や行政法の勉強の進捗具合を確認しながら勉強を進めていきます。

 

そして、模試などで民法や行政法が7~8割程度正解できるようになってきたら、今度は民法・行政法の勉強と並行してそれ以外の憲法・商法・一般知識の勉強をしていきます。

 

スケジュール表の中では一応「基礎法学」と記載されていますが、基礎法学に関しては特に試験対策をする必要はありません。

 

というか、基礎法学は対策して正解できるような問題でもないので、対策するだけ時間の無駄です。

 

それであれば、他の科目の勉強に時間を費やした方がいいです。

 

行政書士試験の勉強スケジュール表:9カ月(2月から勉強スタート)

勉強内容
2月 全体像把握・基礎知識
3月 民法・行政法
4月 民法・行政法
5月 民法・行政法
6月 民法・行政法
7月 基礎法学・憲法・商法・民法と行政法の復習
8月 基礎法学・憲法・商法・一般知識・民法と行政法の復習
9月 一般知識・民法と行政法の復習
10月 総まとめ

 

行政書士試験まで9カ月ある場合には、合格に必要な平均的な勉強時間でる600~800時間を確保できるので、基本的には捨て科目なしですべて基礎法学以外のすべての強化で6割以上取れるぐらいの対策が必要です。

 

ただし、やはり重要なのは民法と行政法なので、ここの学習時間の半分以上を割いて勉強しても良いと思います。

 

6カ月のところでも言いましたが、基本的には模試を何度か受けながら、自分はどこが弱いのかのフィードバックをしっかりと確認しながら勉強していくことで、より効率的に勉強できます。

 

また、ここまでしっかりと勉強する時間があると、法令科目の合格ラインを越えられるぐらいの力は身につくので、逆に一般知識の足切りによる不合格への不安が高まります。

 

ただ、一般知識での不合格は絶対に避けたいのでIT・情報通信や個人情報保護法、文章理解以外にも、政治・経済・社会の一般的な知識においても少し勉強しておいた方がいいです。

 

ポイント

行政書士試験まで勉強時間がない人におすすめの勉強法としては、難しい問題は捨ててみんなが解けるような比較的に難易度の低い問題を落とさないように勉強することです。

行政書士の合格点数は180点(6割)なので難しい問題を捨てたとしても合格は十分可能です。

それなら、短い時間で点数が伸びやすい優しい問題に絞って勉強した方が効率的です。

行政書士試験の目標得点と勉強スケジュールまとめ

ノート

 

今回は行政書士試験の配点や目標得点、それらのもとに考えた勉強スケジュールを紹介してきました。

 

行政書士試験の配点からも分かるように、全ての教科に同じ時間を使って勉強するのは明らかに効率が悪いです。

 

なので、出来るだけ短い時間で効率的に行政書士試験に合格するために、行政書士試験の配点や目標得点、確保できる勉強時間など、自分に合った勉強スケジュールをたけてことが大切です。

 

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長島 雄太

長島 雄太

行政書士ブロガー兼ウェブマーケター。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。その後、行政書士資格を取得して行政書士事務所を開業。

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