古物商許可

古物商の資格を取得する⑨つのメリットと③つのデメリット

この記事を書いた人

長島 雄太

NAGASHIMA行政書士事務所

NAGASHIMA行政書士代表。取り扱い業務は国際業務(在留資格・ビザ)、古物商許可。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。その後、行政書士資格を取得して行政書士事務所を開業。

 

古物商の許可を取得しようかな・・・
でも、古物商の資格を取るメリットって本当にあるの?

 

まず、そもそもの大前提として、古物営業を行うのであれば古物商の許可を取得しなければなりません。

 

ですから、「メリットがあるから古物商を取得する」「デメリットが多いから古物商を取得しない」というものではなく、古物商の許可を取得せずに古物営業を行った場合には、法律に違反します。

 

そして、法律に違反した場合には、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されてしまいます。

 

しかし、特にネットで古物営業を営む人の中には「バレなければ大丈夫だろう・・・」と思って、無許可で古物営業を営んでいる人もいます。

 

恐らく、そういった方たちは古物商を取得することの本当のメリット・デメリットを理解していないからだと思います。

 

なぜなら、古物商の許可を取得した場合には、分かりやすく言うとメリットが9つ、デメリットが3つと、圧倒的にメリットの方が多いく、本当に理解しているのであれば、間違いなく無許可で古物商の営業を行うはずがないからです。

 

そこで、この記事ではそういった無許可で古物営業を営んでいる人や、これから古物営業を営もうと考えている人に対して、古物商の本当のメリットとデメリットを紹介することで、無許可の古物営業の抑止に繋がればと思います。

 

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古物商許可の資格を取得するメリットは9つ

古物商の許可を取得にはメリットは大きく言って9つあります。

 

以下では、それぞれのメリットについて簡単に解説していきます。

古物商を取得するメリット

  1. 適法に営業できる
  2. 古物市場で仕入れができる
  3. 在庫を一斉処分できる
  4. 税金が抑えられる
  5. 信用力を得られる
  6. 融資なども受けやすい
  7. 出張買取が出来る
  8. トラブルで泣き寝入りしなくて済む
  9. 路上などでも出店出来る

古物商許可の取得メリット①
適法に営業できる

古物商を取得するメリットの一つ目は、すごく当たり前のことですが古物商を取得することで適法に古物営業を行うことが出来ます。

 

特に、ネットで転売ビジネスをしている人の中に多いのですが、古物商の許可を取得せずにバレないかビクビクしながら古物営業をしている人もいます。

 

売上が大きくなってきた場合や取引回数が多くなってくると、どうしても目立ってしまうので、無許可で営業している人はなかなか売り上げを大きく上げることが出来ません。

 

もちろん、広告などを出稿したり。目立った営業をすることもできません。

 

しかも、冒頭でも言ったように、無許可で古物営業を行った場合には、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金という思い処罰が設けられており、実際に古物営業法違反で逮捕された事例もあります。

 

懲役や罰金のリスクを気にせずビジネスが出来ると言うだけでもかなり大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

古物商許可の取得メリット②
古物市場で仕入れができる

古物商の許可を取得すりメリットの2つ目は、古物市場で仕入れができるという点です。

 

メリットの1つ目に関しては、法律を遵守するという点でメリットと言えるほどの事ではありませんが、古物商の許可取得の最大のメリットはコレです。

 

古物市場とは、中古品はもちろん、新品の未使用品に関しても一般市場では手に入らないような低価格で、たくさん商品を仕入れられる「仕入れの宝庫」です。

 

そして、この古物商の許可を持っている人しか利用することが出来ません。

 

つまり、古物商の許可を取得しただけで、利益を出せる商品が明らかに仕入れやすくなるのです。

古物商許可の取得メリット③
在庫を一斉処分できる

古物市場で出来ることは仕入れだけではなく、古物市場で販売することも可能です。

 

古物営業を行ているいると、掃けない在庫が溜まってしまうことも出てくると思います。

 

在庫があるけど、売り上げは上がらずキャッシュが回らない状態です。

 

そんな場合に、古物商を取得して古物市場が利用できれば、掃けない在庫を処分して現金化し、そのお金で新たに回転率の良い商品を仕入れることの可能なのです。

古物商許可の取得メリット④
税金が抑えられる

古物商を取得して仕入れをする場合には、その仕入れは営業の一環なので、仕入れた商品は勿論、それ以外の諸費用に関しても経費として認められるものがあります。

 

一方で、自分が使用する為に購入した商品を販売した場合には、購入代金はもちろん、それ以外の諸費用も経費としては認められません。

 

因みに、自分が使用する目的で購入した商品が不要になった場合、日常生活に使用するようなモノを販売してお金を得ても、そこに税金は掛かりません。

 

ただ、自分の不用品を売買していたとしても、一定の条件を満たす場合や、反復・継続的に利益を目的に取引していると客観的な判断される可能性もあるので注意が必要です。

古物商許可の取得メリット⑤
信用力を得られる

あなたが商品を購入する時に、一般の人から中古品を購入するのと、リサイクルショップから商品を購入するならどちらが良いですか?

 

恐らく、リサイクルショップからではないでしょうか。

 

個人から購入するとなると、保存状態が悪かったり、動作確認がちゃんと行われていなかったり、対応が悪かったりというリスクがあります。

 

一方で、古物商の許可を取得していることをしっかり表記することで、「プロとしてと営業しているお店だから安心」という信頼感を得ることが出来ます。

 

同じ条件なら勿論、少し条件が悪くてもしっかりとした相手から買いたいと思うのは皆さん同じではないでしょうか。

古物商許可の取得メリット⑥
融資なども受けやすい

古物営業で最も大切なのは仕入れであり、仕入れが出来なければ売り上げも・利益も生み出せません。

 

ただ、古物営業は在庫を持つビジネスモデルなので、大きく儲けようと思ったら、大きな資金が必要です。

 

せっかく、仕入れたい良い商品が見つかっても、お金がなくて、その商品を仕入れられなかったら無意味ですからね。

 

そんな場合に、よく利用されるのが融資です。

 

ただ、融資を受ける際にはどういったビジネスを行っていて、どういった事業計画で進めていくのかを書面と面談で説明します。

 

その際に、古物営業を行っているのに、古物商の許可を取得していなければ間違いなく融資を受けることは出来ません。

古物商許可の取得メリット⑦
出張買取が出来る

古物商の許可を取得すると、営業所で買取が出来るだけではなく、相手の自宅なのに出張買取をすることも可能になります。

 

特に不要品などをネットに出品したり、リサイクルショップにわざわざ持ち込むのが面倒という人も多く、こういった方から仕入れができるのはかなり大きなメリットです。

 

ただ、出張買取に関しては通常の店頭買取とは少し違って、クーリングオフ制度などの適用があるので、その点は注意が必要です。

古物商許可の取得メリット⑧
トラブルで泣き寝入りしなくて済む

長く古物営業をしていると、中にはクレーマーのようなお客さんが現れることもあります。

 

そして、クレーマーのお客さんとトラブルになった場合、もし古物商の許可を得ずに営業を行っていた場合には、100%相手が悪くても泣き寝入りしなければいけない可能性が高いです。

 

なぜなら、泣き寝入りせずに対応して事が荒立った場合に、一番困るのは無許可で古物営業をしている本人だからです。

 

なので、古物商の許可を受けておくことで、クレーマーなどに泣き寝入りせずに済むのです。

古物商許可の取得メリット⑨
路上などでも出店出来る

古物商の資格を取得するとデパートなども催し会場や路面のフリーマーケット会場などで人が集まる場所で短期間出店することが出来ます。

 

これは物販だけに限った話ではなく、ビジネスをする上で最も大変なのが集客です。

 

しかし、デパートの催し会場やフリーマーケット会場であれば、集客の必要がないという点でかなりメリットが大きいです。

 

というように、古物商の許可を取得するだけで、これらのような9つののメリットがあるわけです。

 

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古物商許可の資格を取得するデメリットは3つ

上記では、古物商の許可を取得する際のメリットを紹介してきましたが、ここからは古物商の許可を取得する上でのデメリットを紹介していきます。

 

デメリットに関しては3つあり、それぞれについて簡単に解説していきます。

古物商を取得するデメリット

  1. 費用が掛かる
  2. 時間と労力がかかる
  3. 義務が課される

古物商許可の取得デメリット①
申請に費用が掛かる

 

古物商の許可を取得する場合には、以下のような費用が必要となります。

 

  • 申請手数料・・・19,000円
  • 住民票・身分証明書交付手数料・・・600円
  • 交通費・・・1,000円前後

 

つまり、古物商の許可を取得するだけで、20,000円前後の費用は絶対に必要になります。

 

とはいえ、本来は許可がなければ営業できないわけで、古物営業を営む上では最低限必要な経費なので、デメリットとすら言えません。

古物商許可の取得デメリット②
時間と労力がかかる

古物商の許可は自分で申請することが出来ます。

 

但し、申請手続きは初めての人が行った場合には、想像以上に時間と労力を要します。

 

更に、自分で必要書類を揃えて、申請書を作成し、警察署に提出しても、許可が下りるのは40日後ぐらいです。

 

つまり、申請の準備~許可が下りつまでに1カ月半~2か月程度の時間が掛かるのです。

 

更に、古物商の申請をして、結果が不許可となってしまった場合には、申請手数料の19,000円は返却されません。

 

このように、時間的・労力的・不許可の金銭的リスクがあるので、少し費用は高くなっても古物商許可を専門に扱っている行政書士に代行を依頼する人も多いです。

古物商許可の取得デメリット③
義務が課される

古物商の許可を取得して古物営業を行う場合には、古物営業法によって以下のような義務が課されます。

古物商に課される義務

  • 古物商プレートの掲示
  • 管理者の選任
  • 相手方の確認
  • 申告
  • 取引の記録
  • 帳簿等の備え付け

 

なぜ、古物営業法によって古物商は上記のような義務が課されているかというと、古物営業法は盗品等の売買の防止や、盗品の速やかな発見を目的としているからです。

 

これらの義務を行うのは面倒に感じかもしれませんが、古物商にはこういった義務が課されているからこそ、無許可で営業している人よりも信頼性が担保されているわけです。

 

というか、こういった義務というのは、古物営業に限らずいろいろなビジネスにおいて当たり前に行われていることなので、デメリットとすらいえないレベルだと思います。

古物商許可の資格を取得の
メリット・デメリットまとめ

古物商の許可を取得するメリット9つとデメリット3つを紹介しました。

 

ここまで、読んだ方であれば、古物商の許可を取得する方が圧倒的にメリットがあることを理解して頂けたのではないでしょうか?

 

何より、何度も言いますが、そもそも古物営業は古物商の許可を受けなければ営業できないので、古物営業を行うのであれば必ず取得するようにしてください。

この記事のまとめ

  • 古物商取得の最大のメリットは古物市場を利用できること
  • 古物商許可の取得はデメリットよりメリットの方が圧倒的に大きい
  • 古物商許可のデメリットはビジネスをする上では当たり前のこと

 

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長島 雄太

長島 雄太

行政書士兼ウェブマーケター。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。その後、行政書士資格を取得して行政書士事務所を開業。

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