行政書士開業

行政書士がホームページで集客する前に“絶対に”知っておくべきこと!

この記事を書いた人

長島 雄太

NAGASHIMA行政書士事務所

行政書士兼ウェブマーケター。ナガシマガジン運営者。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。更にその後、仕事をしながら5カ月の勉強期間で行政書士試験に一発合格し、行政書士事務所を開業。

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業者に依頼してホームページを作成して貰ったり、対策をしてもらったらホームページへのアクセスが増えて、ネットからの仕事の依頼が増える・・・』なんて思ってないですか?

 

特に最近では、インターネットが当たり前の時代なので、ホームページで集客したいという人も多いと思いますし、実際に行政書士の書籍やセミナーなどでもネットを活用した集客が推奨されています。

 

もちろん、私もホームページ集客はかなり有効だと思っています。

 

ただ、行政書士がホームページで集客する前に“絶対に”知っておくべきことは、ホームページ集客に関する基礎知識がなければウェブ集客代行業者のカモにされてしまうということです。

 

その結果、大して効果がないにもかかわらず高額なホームページを作成させられたり、高額なSEO対策のサービスを利用させられたりするのです。

 

SEOとは?

SEOというのは“Search Engine Optimization”の略で、要するにネットで検索した時に上に表示されるように対策をすることです。

 

なので、ホームページで集客をしたいのであれば、行政書士の実務勉強と同じぐらいホームページ集客に関する知識を身につけるべきなのです。

 

そこで、この記事では行政書士がホームページで集客する前に知って“絶対に”知っておいた方がいい基本的なことについて詳しく解説していきます。

業者に依頼するにしても自分で最低限のネットの基礎知識は身に着けるべき

 

この記事を読んでいるという事は、恐らくあなたはネットにあまり詳しいというわけではないと思います。

 

となると、ホームページの作成やホームページを活用したネット集客を業者に依頼を考えているかもしれません。

 

ただ、大前提としてホームページの作成や集客を業者に依頼する場合であっても、ネットに関する基礎知識はある程度は身に着けておいた方がいいです。

 

なぜなら、ネットに疎い人は業者の格好のカモにされてしまうからです。

 

ある程度の適正価格がある商品となどとは違って、ホームページや集客代行サービスというの依頼主の希望によってカスタマイズするので、決まった価格というのはありません。

 

つまり、適正な価格なのかどうなのかの判断がかなり難しいです。

 

しかも、ネットに対してアレルギー反応がある人は、業者の話を鵜呑みにしてしまう傾向にあるので、無駄にいろいろなサービスを利用させられる可能性もあります。

 

もちろん、それである程度は依頼が増えたのであれば問題ありませんが、ほとんどの場合は依頼が増えるどころかホームページへのアクセスすら増えないことも普通にあります。

高いお金を払ってホームページを作ってもアクセスが増えるわけではない

例えば、業者に数十万円もお金を払ってホームページを作成してもらう人がいるのですが、高いお金を出したからと言ってホームページにアクセスが増えるわけではありません。

 

もちろん、業者に頼んだら綺麗なデザインのホームページを作ってもらえるのですが、アクセスにはほとんど関係がありません。

 

でも、ネットの基礎知識がない人は業者に頼んで綺麗なホームページを作るとアクセスが増えて、ホームページからの依頼が増えると誤解しているから高いお金を払ってでも業者に依頼するのです。

 

しかし、実際のところは自分で作ったホームページでも、業者に依頼して50万円でつくったホームページも期待できるアクセス数は同じなのです。

 

なので、特に最初の内は高いお金を出してホームページを業者に作成してもらうのは無駄です。

電話でネット対策の営業をしてくるネット集客代行業者

ウェブマーケティング業界では笑い話として取り上げられることも多いのですが、電話で営業をしてくるSEO業者(ネット集客代行業者)が実際にいるようです。

 

これの何が笑い話なのかというと、ネットの集客の代行業者なのにもかかわらず、ネットではなく電話で営業している点です。

 

つまり、その業者は電話で営業することでネットで集客できていないことを自ら暴露しているようなものなのです。

 

でも、ネットの基礎知識がない人はこういった営業電話に騙されて高額なお金を払って依頼してしまうケースもあるみたいです。

 

もちろん、すべての業者が悪いというわけではありませんが、ネット業界ではまだまだこういった業者も少なくないので、自分で基礎的な知識を身に着けて、悪徳業者のカモにならないようにすることをおすすめします。

最低でも半年~1年の視野でホームページからの集客を考える

 

上記のような話を聞くと、『じゃあ、自分で勉強して対策した方がいいのでは?』と思った人のいるかもしれません。

 

個人的にはその意見に賛成で、ホームページから集客するのであれば自分で勉強して色々と試行錯誤しながら試してみるのが一番いいと思います。

 

ただし、注意点としては勉強する内容もかなり多く、又、実際にホームページから集客するための施策を取ったとしても最低3ヵ月~半年程度は集客の効果は見込めない理解しておく必要があります。

 

しかも、これはあくまでもしっかりとしたネットの知識がある人がやって3~6カ月なので、これからネットについて学んでいこうと思っている人であればネットで集客できるまでに最低でも1年はかかる事を覚悟しておいた方がいいです。

 

つまり、ネットを使ってホームページから集客するという事はそれぐらい難しい事なのです。

 

因みに、これは業者に依頼したとしてもホームページへのアクセスUPが見込めるのは最低でも3~6カ月かかります。だから、業者に頼めば早くアクセスUPが見込めるというものではないので、業者の口車に乗せられないようにしてくださいね。

 

広告という選択肢もあるけどかなり高額&難易度が高い

 

ネットで検索してもらってアクセスされる以外にも、ホームページから集客する方法はあります。

 

それがグーグール広告やフェイスブック広告、ツイッター広告などです。

 

ネットで検索してアクセスを増やすためには、上記でも紹介したように最低でも3~6カ月は期間が必要になるので、今すぐネットから集客したいと思っても集客出来ません。

 

しかし、グーグール広告やフェイスブック広告、ツイッター広告などのいわゆるネット広告であれば、即効性がある形でホームページに集客出来るのです。

 

これらはどういう仕組みなのかというと、Googleの検索画面やフェイスブック、ツイッターにホームページの広告を出稿し、1クリックされるごとに数十円~数百円程度、高いものでは1000円以上を支払うというものです。

 

つまり、お金でホームページへのアクセスを購入出来るわけです。

 

これだと、今すぐホームページから集客することもかのうですがデメリットもあります。

 

それは、お金を出してホームページに訪れる人のアクセスを購入したとしても、実際に依頼に繋がらない可能性があるからです。

 

例えば、あなたのホームページに1000人が訪れて2万円の売り上げになる依頼が1件あったとしても、1000人のアクセスを集めるのに2万円以上掛かってしまうなら赤字になりますよね。

 

となると、一定のアクセスに対して一定の依頼が貰えるように、どれぐらいのアクセスで、どれぐらいの売り上げが見込めるのかを見極めていかなければなりません。

 

その為には、何度もテストを繰り返して、どのようなホームページであれば依頼に結び付くかなどを試行錯誤しなければなりません。

 

つまり、ネットにホームページの広告を出したとしても直ぐに利益に直結するのではなく、ある程度データが蓄積されるまでは赤字覚悟でテストを繰り返していかなければなりません。

まとめ:行政書士のホームページ集客は想像以上に難しい

 

書籍やセミナーなどではホームページからの集客が簡単に推奨されていますが、実はホームページからの集客というのは多くの人が想像しているように一朝一夕で出来るものではありません。

 

ハッキリいって、SEOによるホームページ集客は大手ウェブ制作会社ですらかなり苦戦しているレベルです。

 

ま~、だから多くの人は自分でやるのではなく業者に任せてしまうのですが、業者に任せたとしても費用に見合った本当に効果がある対策をしてくれる業者は、実は結構少ないです。

 

となると、やはり自分である程度のネットに関する基礎知識を身に着けて、即効性はないけど長期的な目線で自分で少しずつ試していくのが良いのではなかと思います。

 

もし、仮に自分の施策が上手くいかずにアクセスが増えなくても、ネットに関する基礎知識を身につけていれば、業者を見極める力が身につくのて業者にカモにされることもなくなるので無駄にはなりません。

 

 

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